小学生の間では、「うんこ漢字ドリル」が流行っているようですね!
元々は「うんこ川柳」から派生した書籍のようです。
賛否両論ありますが、小学生が興味を引きよく勉強するようになったとか・・・
これを機会に「うんこ」についての勉強をしてみるとよいでしょうね!


「うんこ」の成分は何であるか知っていますか?
約60%が水分、食べ物カスが約5%、残りの約35%は善玉菌・悪玉菌などの腸内細菌の死骸です。
食物を取らなくても「うんこ」は必ず出るのですよ!
「うんこ」・「しっこ」を含め、鎌倉時代から農家では農業肥料として使用されており、大切なものだったのです。
昔は化学肥料がありませんからね。
そして、江戸時代には「うんこ」・「しっこ」を農家に販売するビジネスとして位置づけられるようになり、商品となりました、
そう「うんこ」・「しっこ」を売ることで“金をとっていた”のです。
江戸時代は約100万人の人口となっており、どのくらいの量が発生していたと思いますか?
1日当たり10トントラック140台分でそうですよ!
農家は、主に長屋の大家と契約して、お金を払って集めていたのですね。
長屋は共同トイレであり、使用者の「うんこ」・「しっこ」は大家のものとなっていました。
当時の川柳に、「店中の尻で大家は餅つき」と詠まれたものがあります。
これは、「うんこ」・「しっこ」代として一、二両の収入で、正月の餅代になったという意味だそうです。
また、「うんこ」・「しっこ」にも等級があり、値段が違っていたそうですよ。
身分による食べ物の違いから、肥料としての効き具合も違っていたのかも知れませんね!
ただし、ご馳走を食べていた大奥から出た「うんこ」・「しっこ」は、化粧品内の鉛や水銀などの成分が混入していましたので評価は低かったそうです。
大奥で鉛や水銀の入った化粧品を使うなど、非常に怖い話ですね!
江戸城からでた「うんこ」・「しっこ」は、葛西氏が一手に引き受けていたそうです。
東京ディズニ-ランド近くの葛西という地名はそこからきているそうです。
交通手段があまり発達していなかった江戸時代では、重量のある「うんこ」・「しっこ」を運ぶために船を利用することが多かったようです。
そして、農家への運搬後は、同じ船で野菜を運んでいたそうです。
畑の野菜に肥料として「うんこ」・「しっこ」をかけていたわけですから、さすがの江戸町民も、「うんこ」・「しっこ」まみれの野菜をそのまま生で食べることには抵抗があったのか、生野菜を食べるという習慣はなかったようです。
「うんこ」・「しっこ」は毎日発生するものですが、農家には肥料の需要で季節性があります。
そこで、バランスが取れなくなると船で江戸湾に廃棄していたそうですので、魚のえさとなり、生育が良くなりますね!
江戸前寿司などとよく言われますが、人間の「うんこ」・「しっこ」で育った魚だったのですね!
ある意味ではリサイクルがなされて非常に効率的な社会だったと言えます。

「うんこ」・「しっこ」による「肥溜め」を、知っていますか?
若い方は知らないかもしれませんが、石じいの小さい頃まで、田んぼ・畑の中によく見られておりました。
江戸時代からの手法が、昭和の半ばまで延々と続いていましたね!
現在、下水道の普及やバキュームカーでの汲み取りは“金を払って”廃棄していることを考えると雲泥の差ですね!
見習なければなりませんよね!
また、「うんこ」・「しっこ」の合成食品や機能性食品、または利用可能な素材にするリサイクルシステムの構築をNASAは積極的に研究しているそうです。
実は戦時中の日本でも研究がなされていそうです。
実際、国際宇宙ステーションでは乗組員の「しっこ」はろ過され、飲料水として使用されているそうです。
宇宙飛行士1名あたり年間70リットルの水さえあれば、機内で排泄される水のろ過で済むそうです。
また、インド、中国では「うんこ」量が膨大であり大きな社会問題となっているそうです。
よくわからないのが中国で、一人一日当たりのうんこ量を一本までに制限した「一本糞政策」が強力に推進されているそうですが、出すものにまで規制するのはたまったものではありませんね!

By H.Ishii